2020年01月18日

系統論理450 とろろ芋・自然薯にレジスタントスターチとは

本稿の最終は、松枯れにマツノザイセンチュウ説は、[誤診]であった
しておきました。御一読の上、関係機関の先生方の御意見ご感想を
期待します。それにより老体も若さを取り戻すかもしれません。追記
もお許しください。アフリカのバッタ毒性の報道は正しいか?更に
コロナウィルスまで追記があります。

[先ずは園芸から]

南隣りの畑も売られて家が建ち、我が実験地も日陰部分が多くなった。
これが自然薯や大和芋の栽培動機です。草丈は2メートルを越える作物です。小
作人育ちの発想は、最後までつきまとう。だが悪い話ばかりではありません。

先日の「試してガッテンNHK放映」には驚きました。確かに長芋類は、いかなる
サプリメントより効果的な便秘薬であり、胃弱傾向の人にもおすすめの作物です。
(ただいま 新型コロナウイルスに怯える時節柄、100%の効果があるとは言え
ず、比較論では改善の確率が高いことが報道されたのです。)
農地はそのまま続くものではなく、住宅地だからこそツブシも効くという考え方
もあります。日の陰る期間も長く感じられますが、長芋の成長期間中は、十分な
日照が続きました。そのかわり足元の枝豆は、日照不足で貧弱な結果でした。と
言うより白菜側のウネ(道路沿い)の収量の10%にも満たなかったのです。

下図は系統論理431で紹介した長芋の棚、結果は以下の通りです。
IMG_2131.JPG

IMG_2235.JPG
形などどうでも良い。図をクリック拡大して見てください。葉の形状もそれぞれ
異なるジャングルです。野の自然薯と同じく病害虫の心配は皆無、完全無農薬の
作物です。

IMG_2332.JPG
家庭菜園でも自然薯と同様の粘質のものが収穫できます。冬期に食べる量を確保
したら、残りは掘り上げず、そのまま3〜4月まで土中保存です。
追記・料理とろろは、漫画美味しんぼ72刊・雁屋 晢に詳しく描かれています。

肥料栄養源は、堆肥だけで、その他有機肥料でもいっさい与えません。
従って連作障害が発生することもないのです。ここで注意すべきは、堆肥は土中
まとめて置くべきではありません。
必ず攪拌しないと、変形した岐根(きこん・アンタは向こうへ、私はアチラへと
いう形)になってしまうのです。なかにはタネが悪いのだと怒りをぶちまける人
もいました。
今年は更に一畝(うね)増やし、友人にも味わってもらう予定です。

NHKテレビ・試してガッテンは1月15日でしたが、偶然見た途端、答えはこれ
しかないと確信し、医学界の評価に釘付けになりました。系統論理327で紹介済
みですが、科学的に証明されたことは嬉しいものです。
しかし 自然薯が{レジスタントスターチ}の含有量が高いとは初耳でした。レジ
スタントスターチが何を意味するかは、IT検索でお調べください。

[水環境]

かたや 環境問題は試している余裕はありません。待った無しです。前項までの
私の言い分や、対策に間違いはないか、他に対案があるのか、結論を急いでいた
だきたいと願っています。

多分科学者なら、オリンピックと言うお祭り騒ぎより、気象条件の悪化の確率に
注意が向けられるでしょう。祭典に備える準備は完璧でも、お祭り騒ぎに水をさ
す科学者側は割に合わない、警備に労を担う人々と同じです。

コンクリート製の水路・小河川の欠点と言う問題に対し、コンクリート製での修
復をお考なりませんように、お願いいたします。植物の育たない小水路・小
河川が異常な状態であることを認めなければ、河川・湖沼が正常に戻ることはあ
り得ません。光合成や炭酸同化作用が、教科書止まりでは困ります。

温暖化に対し二酸化炭素ばかりがクローズアップされているが、国内の河川の水
質劣化は、温暖化に密接につながっている、目に見える現象です。それだからこ
そ、具体的議論に入りやすいとも言えるのです。植物や淡水魚の増加は、未来へ
の投資どころか、直ちに創意工夫ができる問題です。


[土壌消毒とは、効果への疑問]

*朝日新聞1月20日の「生活」欄では、土壌消毒剤クロルピクリン剤と健康被
害を取り上げています。度々指摘しましたが、木質(バーク)系を除き、草本性
材料に発酵をうながし、黒色(もみ殻は茶褐色)無臭に仕上げた堆肥は、土壌
の微生物バランスが保たれます。多肥栽培を避けるなら、連作障害はゼロです。

もみ殻に生ゴミは、環境に利するからだけではではなく、必要だから加えている
のです。当然ソバゴミや畜糞も仲間に入れると、能率的で効果も高いことになり
ます。土壌中の多種多様な微生物を増やす。これを微生物活性と言いますが、有
害菌が単独で増えることはありません。(ある医学者は、ウイルスを喉や食道に
止めおくより、水を飲み胃袋に押し込んでしまえ?なんとなくわかるような気も
いたしますが、今度の相手コロナウイルスは、細菌より格上の化け物らしい。)

完成された堆肥は肥料そのものですから、購入肥料は必要としません。多肥栽培
の危険性は、根が張らないことにあります。これを連作障害と勘違いする人は多
いのです。

DSCN1407.JPG
これはヒノキの挿し木図です。ここで学ぶべきは、白く見える鹿沼土と微粒の赤
玉土の混合土が、理論的には窒素やリン酸カリウム肥料が、ゼロとは言えないが
(天然土だから厳密にはゼロではない)限りなく少ない土で、保水性(水持ちが
良い)と空気(酸素の通い)のバランスが保たれているから、100%の結果を見
せているのです。過剰栄養と酸欠になる過剰水分では、こうはなりません。(図
は2013年6月6日であり、生きていれば立派な苗木に成長しているだろうと思
われます。なお追記すれば、発根剤はオキシべロン液剤が使われています。)

人間も乳飲み子の内は、母親から適度な栄養を与えられ、やがて成長するに従い
根が(人間でいえば胃腸が)発達し、徐々に濃い栄養を与えられる。植物も人間
も全く同じです。

以上を悟った人は、クロルピクリン消毒は全く意味がないことに気がつくでしょ
う。正しい情報が速く伝わることを期待します。


[余談]

ところで 私は土壌に関する新刊に近い本は、必ず借りることにしています。
その一冊が、山野井徹先生の「日本の土 地質学が明かす黒土と縄文文化」です。
黒土が全て火山灰土と言えるのかどうか?これが先生の疑問とするところです。

実は私の実験地は、水田(元々この一帯は水田地帯であった)に埋め立てた土の
てが、黄赤色の重粘土でした。平成4年当時は、畑土が手に入らない時代だったの
です。したがって、雨後に乾けば、煉瓦のように固まってしまう程でした。
それが前項の白菜写真が示すように、25年経過後の現在、表土の約40〜50センチ
はクロボク土になってなっています。サテ面白くなってきたぞ。これは論より証拠
になるかもしれません。

IMG_2326 (1).JPG
IMG_2325 (1).JPG
根は強引に抜き取った。その目的で、スコップで丁寧にすくい上げたら、さらに
根の先端部分まで見せられたかもしれません。このように自らの経験があります
と「それからどうなるの」と、難解な専門書も小説のように読み進むことができ
ます。(ただしその項だけは。やがて肘折火山灰となると、遠方の地理に苦しむ
です。八千穂の佐口でローム層とは、よくも調べたと感服。その土は私も扱っ
たが、他県の土まで知る由もない。八千穂のローム層は水稲用育苗培土で信濃培
土として販売されていたが、私は無添加の原袋を同社から仕入れ、ソバゴミ堆肥
と混合し、オリジナル商品にしたのです。)

論理の構成は、一歩踏み外すと全体が崩れてしまいます。火山灰土なんてどうで
もいいじゃないかとは言えない、全く同感です。

アオコが消えユスリカもいなくなった。酸欠で魚も死んだ。それでも諏訪湖はき
れいになった。こんなことを言いながら売れている新聞もあると言う。科学紙で
なくて幸いでした。


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[再度マツノザイセンチュウについて]

私は時々基本に戻る。星野さとや先生の生物の講義はすばらしい。因みに細胞の
講義だけ聞いても、動物と植物の違いの説明が、受験生に極めてわかりやすいと
思われ、自ら受験生の仲間に加わっています。(追記 ユウチューブより植物細
胞・葉緑体の話など詳しく語られる。光合成阻害の前提になる基礎知識が欠けて
いたら不安になるが、前ページに述べた目的意識があれば、全部を暗記し覚えて
おく必要はないと思う。理解し考える方が先でなければ答えは出ない。)

樹が生きている内は、生きた細胞の積み重ねだ。枯れた木を粉にしても、その最
小の粒は細胞とは言わない。生きた樹の硬い細胞を1ー2ミリの線虫がくぐり抜
けるなど、想像することもできません。(参考IT検索「木の構成成分ー世界の木
材」に詳しく語られている。)

それが大学教授の皆さんが、マツノザイセンチュウ説で松枯れなんて、イトも簡
単に騙される。これが理解に苦しむところですが、通常植物の病気といえば、病
害虫と決めつけ、細菌か害虫を連想するのは無理もありません。しかし松の場合
では90%以上が除草剤によるトラブルなのです。松ばかりか他の樹木も道連れに
なっていることは言うまでもありません。

除草だから雑草は枯れても、樹木は枯れないだろうと思う人は多い。このネーミ
ングの誤りは、意外な結果をもたらしました。論より証拠は、全焼の前に二ヵ鉄
イオン水を樹幹注入し、反応を確認*すればわかります。線虫が樹木の通導管を
るは、空想にすぎません。その地点の周辺土壌には、必ず異常なことが起こっ
いることを観察すべきです。(*反応は各枝葉中心の新芽が、うなだれていた
分において、数時間後枝先の一部分が立ち上がれば、その枝は生きる。松の場
合では主幹を曲げて、枝で樹冠が形成されている場合もあるから要注意。)

庭園樹木では、除草剤害の見分けはわかりやすい。地名は避けますが(今後その
ような失敗は絶対に避けたい)ある地域の松茸山の松が全滅の図があります。こ
の場合、問題は近くの下草や落葉樹まで枯れていることに注目すべきです。この
ような観察眼が重要で、そこから得られる答えは、全て除草剤で説明できます。

里山に連結している住宅街では、仮に点的であっても*安易に粒状除草剤が使わ
たとしますと、集中豪雨下では、地盤の脆弱性は避けられません。葉面散布除
草剤と違って、粒状除草剤の土壌汚染は長期間続きます。
*例えば半径10センチ地点に数グラムの除草剤に集まる植物の根は、種々雑多で
あり、普通の土壌では、根のとどく広範囲の植物全体に影響を与えることになり
ます。これが周辺が緑でも、地点的に松ばかりでなくあらゆる樹木の枯れ症状が
出る最大理由です。

豪雨時には表土を剥ぎ取られる畑もあります。しかし傾斜した居住区で、そのよ
な事が起こり得ると想像しますと落ち着いていられますか?地盤は樹木を筆頭
に、様々な植物根のネットに支えられているのかもしれません。あるいは土留め
は、コンクリート製杭より樹木根の方が、適度な間隔が保証されるなら、永続性
が保たれるとも考えられます。

このように地滑りや山崩れが、植物に支えられていた事を科学的根拠がないと否
定しますと、里山と連結した宅地には住めない事になります。
科学は進歩しても、里山の手入れは退化し、粒状除草剤という太古の昔から連綿
と続き、築きあげた地盤を崩してしまう非科学的物質もある事に気がつかなかっ
た学者もいるのかもしれません

松本市のある里山に接続した地点では、松を植えてもすぐ枯れてしまうという証
言もありましたが、最近はその地も正常に戻ったようです。しかし油断はできま
せん。温暖化による異常気象は、真摯に受け止めるべきです。豪雨禍が、もはや
1000年に1度の確率ではないことは確かです。
私が述べてきた事が妄想でないならば、住民の皆さんで、やるべき事と、やって
ならない事の合意を得ることをお勧めします。
つまりお互いの為ですから、住民の皆さんの一致団結が要求されます。近年は一
箇所でも綻びが出ますと、全体が崩れる傾向にあるようです。

松本市でマツノザイセンチュウ騒ぎがあり、諏訪盆地で無いのは、それなりの理
由がありそうです。線虫が松を枯らすことはなく、全て除草剤の問題である。こ
の認識を諏訪の庭園業者全員が共有しているからです。ここは重要で、それはな
ぜか?胸手を当て、静かにお考えになれば、お分かり頂けましょう。

マツノザイセンチュウに頼らずとも、故意に枯らすことはできる。その犯人に保
証金や片付け料が出されたらどうなるかの問題です。確かに除草剤による反応
早く正確で、再現性もあります。かたや マツノザイセンチュウを木の枝に乗せ
ても思うように行動してくれるだろうか?線虫の餌は細菌類だと言います。しか
し松の樹体内の餌のない方向に、何故行きたがるのか、説明のないまま行動を起
そうという人々がいるのです。

そのような誤解を避けるため、マツノザイセンチュウによる松枯れの画像からは
1)枯れてから時間が経過し、その後に枯れ木に侵入した生物の写真は除く。
  完全に枯れた木では、死因は分析できない。部品豊富な動物と単純構造の植
  物の違いだ。DNA分析というのは、ハッタリにすぎない。(木材の腐朽菌に
  いては、小川真先生の[カビ・キノコが語る地球の歴史]を参照れたい)

2)イラストや作図での病虫害説明は、想像であり、空想である恐れがある。
  従ってこれも除く。線虫によって松が枯れるという因果関係の説明にはなっ
  ていないのです。松枯れには異口同音にイラストが続きますが、同一の場で
  他の植物や樹木が枯れた原因には目は向けられていないようです。

3)約1−2ミリの線虫は、主に透明に近い動物でなければならない。染色し確
  たる微鏡(目盛り付き)での図でないものは取り除く。図ではどれがマツ
  ノザイセンチュウと言いたいのか判別できません。多種あるセンチュウの中
  で、単にセンチュウと言うだけでは、同定が困難であることを表しているの
  です。センチュウは土壌動物と定義されているかもしれません。

4)マツノザイセンチュウ説を前提とする農薬の宣伝も遠慮していただきたい。
  冷静な研究の妨げになる、先入観は排除しなければならない。(その農薬の
  大部分は普通物園芸農薬であり、無駄にはならないことは進言しました。)
  ただし殺虫剤が植物体内で、実際に効果が持続したら、有益な動物も死に、
  生態系の破滅を招くだろう。注入口の農薬の加水分解はその為にあり、環
  に対する有害物質の持続性に制限を課しています。

5)画像の説明で、葉の色の説明は不可。それでは除草剤の説明と混同される。
  線虫が葉の光合成に影響したという証拠も研究成果もない。
  葉の黄変・赤変などは光合成阻害の問題であり、除草剤以外に考えられませ
  ん。したがって このような矛盾した説明付き画像も削除されるべきです。

ネット上に置ける論文(と言えるかどうかは別として)2)3)4)では、お互
いに疑問を持たず、参考文献として疑問を補完し合っている。海外から輸入され
た線虫と言うが、線虫の歴史は松より古いかもしれない。いつからそのような動
物に変わったのかという疑問には答えていないのです。

わかっているのは、大手の農薬製薬会社が除草剤を開発したという事実です。
したがって、このように消去法を積み重ねますと、答えはひとつになります。非
農耕地用粒状除草剤です。葉面散布除草剤は、土中微生物分解性が高いことで知
られています。

私は里山に直結する住宅地の地盤の脆弱性に強い疑念を抱いています。前項まで
記しましたが、里山の樹木の間隔を開けること、近接の住宅地でも樹木を大切
すること、葉面散布除草剤以外の除草剤は使うべからず、ではないでしょうか。*

ここで一般に、道路沿いにまかれた除草剤により枯れた松が立ち並ぶのに、雑草
が繁茂している図も多々見受けられます。特定な樹木より雑草の種類は、はるか
多く、従って[使われた除草剤に耐性を持つ種類の雑草]が優先してはびこるの
と考えられます。しかし雑草だけでは、地盤を強固にできません。

粒状除草剤は、正しい使用法を啓発しなければ、重大な環境破壊に加
担する危険があります。お互いに訂正をためらうべきではないと存じ
ます。

*庭先では、葉面散布除草剤を使い続けるとゼニゴケ優先の土壌に変わる場合が
ある。ゼニゴケは海から陸地に上がった藻類という古い歴史を持つ植物だという。


[なぜマツノザイセンチュウ説にこだわる]

*経験上申せば、商売に不良在庫は憑き物と言って良い。マツノザイセンチュウ
の話は、噂には聞いていました。
およそ40年前から松のトラブルの相談は多く、夏から初秋に集中して多かったの
です。たぶん私は治療法に気がついたので、同類の病を全て除草剤と因果関係を
認識し、治療にあたマツノザイセンチュウ病とは診しなかったのだと思いま
す。つまり後に調べれば、症状は全く同じですが、病害の原因をどこに求めるか
の違いです。

更に特筆すべきは、メネデール社の二価鉄イオン水は、樹幹注入の場合において
殺菌殺虫効果は全く無い植物の活力剤であり、鉄栄養剤であるということです。
これは線虫など殺し得ない事実を物語るとともに、治療され回復した松には、い
ずれも線虫など皆無であったことを証明しています。

本覚寺左右の松など、私なら確実に治療したと思います。又樹木に対する除草剤
告文も、店の入り口に張り出して注意を促していました。*
春は口で説明するよりタネを売る方が先決です。(*本覚寺 左右の松は強烈な
ショックであった。平成7年の茅野市役所事例と等しく、原因は担当者のミスで
はなく、化学物質の危険性を公開しなかった側にある。茅野市役所では、解決し
ケヤキやナツツバキ共に31本無事でした。追記 その後本覚寺左右の松2008年
の写真が見つかり、明らかな誤診の恐ろしさに、身が引き締まりました。)

温暖化による異常気象での被害を考えますと、不良在庫の損失と比べ様もありま
せん。特に農薬の有効期限切れによる不良在庫は、避けようがありませんでした。
しかし今後予想される住宅被害とは桁違いです。それに思いを馳せれば、根拠の
ないマツノザイセンチュウ説を守る意味など全く無いはずです。


[マツノザイセンチュウと除草剤害は同一の症状だった!史上最大の
誤診の果ての罪と罰]

ここまでくれば、賢明な読者諸氏は気がつくでしょう。松本市・塩尻市と諏訪
地の松枯れは、全て同一の病原因症状と考えられるのです。
即ちマツノザイセンチュウと診断したのは、医学的には全く"誤診"だったのです。
誤診では人間も松も救えません。その主な原因は、枯れ木からの分析です。
(人間の病気に例えるなら、単なる食中毒に対し、マツノザイセンチュウ説では、
悪性遺伝・伝染性の癌だから切除してしまえ!と言われているようなものだ。)

除草剤の誤飲ともいうべき松は、発見され枯れ死に至る前での治療により、程度
の差はあれ復活しています。さらに初期の内でしたら、完全復活を成し遂げていま
す。その治療技術は、確立されたと言っても過言ではありません。系統論理253
[二価鉄イオン水の樹幹注入と、付随する除草剤汚染土壌への ソフトシリカ・リ
フレッシュ粉末散布・浅く攪拌による効果・です。]

系統論理253は、2016年12月ですが、この頃はマツノザイセンチュウ説に疑問
抱いていない事がわかります。松枯れとして伝わってくる情報は、マツノザイセン
チュウへの疑問はゼロだったのです。学会もマスコミも口が揃えば、とりあえず
嘘でも、真実としか伝わって来ない恐ろしさがあります。
しかし偽情報に基づいて、農薬や資材を開発したら、身は保たないでしょう。
(土肥料学では、菌根菌のように真実でも、商品化に失敗した例もあります。
の理由は別の機会に述べましょう。)

マツノザイセンチュウ論者が主張する伝染病ではないが、粒状除草剤は使い方を
間違えると、環境破壊物質になります。追記しますと、この問題は極めて深刻で
今日(こんにち)の環境問題、即ち二酸化炭素・水環境・豪雨時の土砂崩れ等々
いろいろな問題に直接関係してきます。便利すぎても、不都合な事実は倍加して
いるのです。

あらゆる角度から見て、線虫が松を殺せるなら、地球上の松は消滅していたかも
しれません。線虫がウイルスのように変異したはずはないのです。線虫は最小の
カ弱い動物にすぎません。カヨワイ彼らに、罪の全てをなすりつけるのは、大問
題です。ネット上においても、図書を漁っても、まともな論文などないのは当然
でしょう。

ここでまともな論文とは、線虫が松の樹体内に、何の目的で・どのように入り込
めたか、克明に語ることが出来る内容でなければならないのです。とにかく入っ
ていたという子供騙しは、科学の手続きを愚弄するものです。

なかには線虫が樹木の細胞又は内容物を餌にすると言う人もいますが、線虫の餌
細菌類であることは、海外の学者の定説です。生きている松という樹木内部に
細菌はません。いっぽう共生菌は松の根の範囲内に止まります。

さらに、この人の言い分では、線虫により、松の切断面に赤紫色の模様とありま
すが、小川真先生の上記図書中にある[バラージ現象]と言う説、すなわち腐朽菌
は後から入る菌と交わろうとしない、その防御のシグナルによる発色と言う話に
説得力があります。(同書p209)
これぞ まさしく枯れ木による分析の矛盾点です。自然界において、枯れた松の
木の切断面に、最初に訪れる菌が腐朽菌である事は納得です。
疑問を抱きながら、マツノザイセンチュウ説として正答を得ようとするのでは極
めて惨めにつき実名は公表できません。松のエピセリウム仮道管を線虫が酵素分
解して突き進むとは正に空想にすぎません。
ただし、その先生が、私と同一歩調にと言われるなら、歓迎致します。科学は修
正があってこそ、真理に到達するものと考えます。

庭園の松は剪定によって形造られる。その切り口から細菌は入らない。細菌の大
きさは、線虫(1・2ミリ)の1/1000という。逆に言えば、線虫は細菌の1000
倍であり肉眼で見えます。従って"生きた樹木"に侵入など出来る訳がない。
イラストは科学ではなく、漫画の世界です。集団で非科学に入ると、自説を広げ
るには、心理学でいうマインドコントロールの手法しか無い。
私は現役中に、時どきマインドコントロール集団に悩まされています。

線虫が、ごく稀に作物に害を及ぼす場合でも、人間が微生物でコントロールでき
ます。堆肥はそのために研究されています。実際には作物栽培でも、不適当な土
作りが原因なのに、線虫が犯罪者になっている例は多いのです。アルカリ土壌に
ジャガイモや大根を作り、線虫にヌレギヌという酷い話もありました。ジャガイ
モの黒く蛇行した模様はソウカ病です。大根は外皮に肌荒れをおこし、内部も黒
いリング模様を示し、肉質を落とします。

かくすれば、人間が、松ノマダラカミキリと線虫が仲良しでも、文句を言う筋合
は無いことになります。実際には、カミキリムシと線虫のコンビは益虫である
ことは、他の文献で確認済みです。 地球を壊しているのは人間なのですから。

追記 私はM農薬会社の研究員X氏から、化学組成が尿素態というヒントを得た。
偶然だったが、ソフトシリカは正しかったのです。お疑いの方は、メネデールと
共に実験されることを希望します。
その結果、カミキリムシと線虫は、無罪放免 他の昆虫と共に繁殖に励め、とい
うことに致しましょう。(線虫は医科学分野で脚光を浴びているそうです。人間
の脳神経ニューロンは1000億に対し線虫は302と単純で、研究し易い動物だと言
います。)

アフリカのバッタ(私はイナゴが大好物だった。そこから連想するに、バッタも
動物性蛋白質食品に変えてしまえと言う発想も成り立つ*)繁殖問題は別として*
地球上に於ける世界では、多様な昆虫の減少を嘆いている。わが国でも生態系を
失い兼ねない減少は不気味だ。マツノザイセンチュウ説によって、非科学的対処
法(空から意味の無い農薬散布など)が如何に馬鹿げているか猛省を促したい。

それは問題とする非農耕地用粒状除草剤がどのくらい生産されているか、監督省
庁では把握できるはず。小売商の経験からしても、ただならぬ数である事が想像
できた。注意しながら売る変人(私)など0.0001%と思っていただきたい。
お金は欲しい、しかし取引後に、[健全な環境に対する麻薬のような存在]と感じ
られ、それほど後味の悪い商品でもあった。

私は久しぶりに、上記1)で紹介した小川真先生の著書に触れています。樹木医
を志すなら必読の書であり、基礎的知識が盛られています。倒木に線虫の文字は
出るか出ないか、探しながら読むのも一興でしょう。かりに数カ所マツノザイセ
ンチュウが飛び出しても、研究評価に影響は与えていません。何故なら除草剤を
問題視したのは、ごく最近のことですから。同書出版は2013年9月30日とあり
ます。(追記 ただし小川先生も、同書の最終に近年の巨木集団が消えていくの
に、理由がわからず悩んでいるご様子が窺われます。経験上申せば、巨木なれば
こそ根は広く遠くまで進み、その分 除草剤の影響を受ける危険度が高くなると
えられます。同時に松苗を新たに植えても枯れてしまうのは、除草剤汚染が続
ている証拠とも言えます。同書p272)

私がもっと早い時期にパソコンを駆使出来れば、こんな事にはならなかったろう
と悔やまれるのです。その前に、学者でもない商人の私が知り得たことなど、日
本中に知れ渡っているに違いない、平凡な事実だと思っていました。
マツノザイセンチュウ説は平凡な事実ではありません。小川先生でさえ気づかな
いほど非凡な偽科学だったのです。はじめにマツノザイセンチュウありき、これ
を前提に学位論文が成立するとは驚きの他ありません。


[イナゴとバッタ、アフリカ・バッタ毒性の NHK報道は正しいか?]

*イナゴもバッタも人間の食料の元、稲や野菜を餌にしています。昆虫食では侮
蔑感がありますが、人間は可愛がっていた馬や牛まで食べてしまうのです。
バッタもイナゴと同様に、熱湯処理し天日干し、乾燥した後はグロテスクな模様
も消える。砂糖醤油等で調理し佃煮となり、サクサクとした食感に変わる。あと
は安物の酒類あれば豊かな気分になれるかもしれません。

と言ったら、台所から異論が飛び出したが、食文化を変えると、猛烈に繁殖させ
る前に競って捕獲する事が予想されます。バッタはタンパク質やカルシウムなど
栄養価も高いことは想像できますが、毒性があるとは考えられません。かく言う
台所の主も、昭和50年代までイナゴ取りに励みました。

台所の主いわく。爆発的に襲いかかるバッタなどとる手段もないと。私は反論し
ました。バッタの羽化が全て同時と言う事はあり得ない。コロナウイルスだって
その端緒は小さな出来事から、級数的・爆発的に拡散した。それと同じではない
かと。
バッタも初期のうちから食材に有効利用していたら、爆発的繁殖とはならないの
ではなかろうか?バッタは苦いという人もいましたが、それは熱湯による前処理
と十分な天日乾燥(イナゴの場合保存食材でもあったとこと、また時にはウマオ
イやバッタも混じっていた)と調理法の問題と思われます。

ところで日本では農地の構造が変わった現在、イナゴは全滅に近い状態です。こ
れは農薬の問題ではない事は明らかです。

追記 朝日新聞3月20日の耕論欄において、神里達博教授がバッタについて詳
く述べています。
私もコロナウィルスについては、先生と同様に[過度な自然改造]に疑問を持つ身
です。何かその間に因果関係があるのではと、ウイルスの形をさらに崩したよう
な思考が続いています。それは諏訪湖のように歴然とした証拠があれば、対策も
絞られます。しかしコロナウィルスの情報は、たとえば飛沫部分で浮遊とは何故
なのか、あるいは個々のウイルスの生存期間等もわかっていません。

ただし バッタを人間の食料に変えてしまえと言う考えは、現実的で本気です。
バッタの毒性については、正確な分析情報が得られていません。大量発生も異常
ですが、その毒性が事実とすれば、ダーウィンの理論(種の保存)を覆す事にも
なりかねません。私は毒抜きのフグも食べたい。

経験で申せば、イナゴやバッタは生きたまま布袋に入れた。どんな草を食べよう
と、数時間もすれば、完全に消化されている。それを熱湯に入れると、さらに口*
から異物を吐き出す。人間が食べれば毒草も、彼らの胃腸の中では消化され、無
害な内容物に変わる。だから死んだ物は入れない。要は処理・調理の仕方だと思
う。*ここで熱湯とはコロナウィルスも死滅する温度の水を言う。
戦時中と終戦直後の食糧難を経験で得た知恵だ。そう言う工夫をしても、尚且つ
分析の結果有毒だと言うならあきらめられよう。更に天日干しは味も栄養価も引
き立つ。これを粉末にして利用する方法もあろう。若き識者諸氏が無能であって
は困る。期待しよう。

NHK報道は台所の主の報告によります。バッタ毒性の根拠は「有毒の草を食べて
いるから」と言う。事実とすれば、これは問題です。前述のダーウィンの種の保
存から脱線するからです。有毒の草は、アフリカに限らず地球の陸地・海どこに
もあります。

ここは重要な事かもしれません。バッタが有毒だと、片付けるのは楽です。博士
でなくとも誰でも言える台詞なのです。極論を言わせてもらいますと、トリカブ
トが猛毒であっても、ある種の動物の大好物であったと仮定しましょう。その動
物の腸内ではトリカブトの毒性は、別の物質に異化されているかもしれません。
そうでなければ八ヶ岳の植物は全てトリカブトになってしまうでしょう。

農薬マラソンやスミチオンで殺したバッタを食べますか?ここで大切なことはイ
ナゴの場合では、捕獲後胃袋はゼロまで十分な時間が当てられていた。バッタが
仮に人間にとって毒草でも、消化吸収後は異化されていることは十分考えられる。
諏訪湖では、農薬でなく酸欠死のワカサギを食べた人はいない。農薬死のバッタ
を食べるとは狂気の沙汰だ。

上記のように、きちんとした先人の教えを守ればバッタも有力な蛋白源となる。
自然科学的手続きを守り、機械化することも可能です。

学者と言うなら、バッタを生かして餌を与えず、数時間・数日後、解剖して有害
な内容物があるか。あるわけはないのだが、あっても簡単に無毒化する方法はな
いのか?そこまで研究してからものを言いなさい。

追記 想像の範囲内ですが、獰猛で繁殖力の旺盛な昆虫につき、捕獲されて餌が
絶たれれば、共食いもあるかもしれません。それでも内容は変わらないでしょう。

人間の固定観念ほど恐ろしいものはない。私はますますコロナウイルスの元凶が
水環境の悪化に由来するのではと疑いを深める。せめてヤマト芋トロロ汁を食べ
不測の事態に備えよう。*

*追記 自然薯・やまと芋・長芋など山芋類はレジスタントスターチと言い、胃
で全部消化されず、健全な状態で大腸まで運ばれるらしい。園芸店経営の頃は1
ケース100本から150本と、自家用として大量買いの人々がいた。
効能は医学者にまかせるが、トロロ汁ないしは山かけご飯は、食欲の無い時でも
入れ歯に不具合がある時でも、ご飯を噛まずに胃に流し込んでも、消化が爽やか
で胃に負担を感じ無い。
現役当時のお客に感謝しながら、朝食に必ず取り入れると、胃弱気味の連れ合い
と、胃は健康でも量的には少食になった私も、便秘など一切無く快腸である。




[一庶民のコロナウィルスに対する抵抗]

困難なこの時期に迂闊なことは言えません。マツノザイセンチュウ病の発見者
の出発点を読みますと、最初から作り話で始まっています。一例を上げますと明
治や大正の時代に始まったと言いますが、病理学・細胞学もわからない時代の話
に科学的根拠を求めることはできません。
松は建材に枝は燃料に使われた時代です。昔の松枯れの話には、資源争奪の裏事
情がるのかもしれません

水環境問題も最悪ですが、私説は公的には無視されているようです。答えには自
あります。最小に見積もっても、流入河川を無視し、電気(太陽光を利用し
も)仕掛けで湖に酸素を入れると言う発想は、大間違いです。
この長野県の公文書に値しない話はナノバブルです。金魚鉢の発想が知事に正確
に伝わっているとは思えませんが、これが現代の仕組みで当たり前と言うなら、
コロナウィルスも、必然の結果ではないでしょうか。

ところで 私達世代の左腕上には、丸い小さな月のクレーターが必ず付いていま
す。天然痘はジェンナーの功績です。
図書 美しき免疫の力 ダニエル・M・デイヴィス著 久保尚子訳より。この本
から、上記バッタが研究の初期着眼点として飛び出しているのには驚きでした。
(ジュール・ホフマン)そのバッタがショウジョウバエに代わり、やがてノーベ
ル賞、偉人・先人達の着点は流石に違う。私は食べることしか考えていません。

現在コロナウィルスに対し、世界中の医学者・科学者達が懸命に解決の道を探し
求めていますが、敵は私達高齢者により多く向かっているようです。そこで、い
ささか泥縄の感は否めませんが、更に理解できるか自信がないので、発表出来な
い別の本・合わせて2冊から、自衛の手段を模索してみたいと思います。

いずれにせよ読書は絶えず私に反省を求めてきます。しかし個人的に自衛の手段
などあるのだろうか。今度こそ道を踏み外したら、彼の世行き。腹立たしいこと
に、大勢の喜ぶ人々の顔が目に浮かんでくるのです。
松枯れにマツノザイセンチュウ説を否定し、証拠も提示できました。水環境問題
も言い続けましたが、進歩はありません。

こんな時に医学と縁が遠い私ですが、何か引っかかる物があるのです。ウイルス
は細菌と違って気ままの存在だ。本当に環境の激変に関係はないのだろうかと。
昨年トマトの中からは、アブラ虫モザイクウイルスも1本の樹から出ることは
く、おとなしかった。アブラ虫を退治したら、隣に感染することはなかった。系
論理433・439 

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2020/3/28--30
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(雪降り直前と直後の様子。余談だが、県外のあるタネやさんに寄った時のこと。
主人がお客に「それは良く腐っていない堆肥のせいではないか」と議論していた。
腐敗と発酵の違いがわからない人に、堆肥の説明は諦めて引き返した。園芸店に
かかわらず農学関係は知的に低く見られがちだ。実際にはこれ程面倒な業界である
証拠が山ほどある。)

ひとつタネ明かしすれば、天気予報にしたがい、雪降りの前日に尿素0.5リットル
頂上部にまとめて入れておきました。水分は既に全体に行き渡っています。堆肥
の発酵は、窒素という餌がなければ、微生物活動も休止です。
しかし生ゴミはこの辺で打ち切りにして、別の場所で同じ処理をします。 未熟な
(腐った)堆肥は有害で、根腐れの原因になり、春本番に間に合わないからです。

*私の感覚では腐った堆肥は腐った水に等しい。そこでは動物はゼロでも有害細菌
やウイルスだけがのさばる。現代人は水を粗末に扱っているとは確かだ。これは
日本ばかりではあるまい。ミシシッピー川もバイカル湖もその他地球上の主な川が
同じ道を歩んでいる。

これがただちにコロナウィルスに結びつく話ではないかもしれないが、地元の例で
見ても破滅の方向から抜け出せてはいない。土の機能が理解されず、無視されてい
らだ。念を押すならコロナウィルスのあらゆる可能性の一つ。
と ここまで来て、検索したら日本には、既に立派な学者がいたのだ。

論文の表題も「水環境とウイルス」は、片山裕之東京大学教授である。何回かの通
読を重ねた結果、私が肌で知り、片山先生は頭脳で論理を構成する。少し光が見え
てきました。(カタヤマヒロユキ 同姓同名者の多いお名前につき「」の表題で出
したほうが早い)

松枯れの原因は、偶然にいとめました。念のためマツノザイセンチュウ説をウィキ
ペデアで検索しますと、嘘ばかりで除草剤なんて文字は皆無です。除草剤が雑草ば
かりか樹木も枯らす主犯と知れば、この件に関した内容は完全に変わるでしょう。
本件のウィキペディアが、林野庁関連の先生方により、早く修正されることを望み
す。

図書「美しき免疫の力」にもありましたが、画像の方は遠くから見れば山の中腹で
松が枯れている、しかし近くの図は神社仏閣で、枯れ木の付近の庭草が枯れていた
と言った具合で、人間の視覚も当てにならない。意図して見れば、除草剤を使用の
痕跡が残っています。(除草剤使用がわの枝から先に枯れる。植物は正直です。)
これに比べますとコロナウィルスの情報からは全く整理できない事ばかりです。し
かし現代人が何かを見失っている事も確かです。(これも同書の受売り模倣です)

今年は今までと違い、大和芋ほか全作物を植えつけた後、表土だけに堆肥の均等散
実験をする予定です。訪花昆虫アブの幼虫保護の為に。
隣地の水田も無農薬のそば栽培地となり、その他の畑地も近くにはありません。減
少したのは蜜蜂ばかりではないのです。レイチェル・カーソンも呆れるほど、昆虫
や小動物が見当たらなくなっています。あらゆる科学の進歩に対し、水環境問題だ
けは退化しているのです。

諫早湾干拓事業の河口堰開門・是か非の議論の前に、諏訪湖の結末が、このように
なるこは、2000年にわかっていました。
区画整理整理事業の前に、農地から漏れ出す栄養塩(肥料栄養分)に対する配慮な
ど全くなかったのです。このような事実から、諫早湾の状態もかなり共通点が多い
のではと推測されます。諫早湾は開門すれば海水と混じり解決するかもしれません。
しかし諏訪湖はそうはならない。これが日本の、世界の象徴的サンプルになってい
ると私は考えます。

医学は急ぎますが、小説アルベール・カミュのペストの時代とどう違うのか、片山
裕之教授達の研究と結びつけるものは何かを真剣に模索する必要が出たのです。
諏訪湖水系という物差しで見る限り、2003年のSARSコロナウィルス時代より一段
と水質は劣化しています。実際には、現実と数字が必ずしも一致していないのです。

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2007年 日本土壌肥料学会において口頭講演に使った図ですが、流入河川の改善
有効な手段は為されていません。図はある人物に助けていただいた。
その人の名を公表する機会は、私自身で作らなければならない。これを見果てぬ夢
と申します。

学者にも何通りかの種類があり、イ)問題点を探し結論を得ようと真摯に取り組む
型があれば、ロ)ただ観察するだけで、事実にないストーリーを作り、これを研究
と思っている型もある。ハ)肩書きを利用して単に利権の補助者となる型もいる。

マスコミの多くは、後者ロ)とハ)の二つにに飛びつくことが多いのです。記事と
しても映像にしても、わかりやすいからでしょう。だが分かりやすい話には嘘が多
いのも世の常です。ど偉い人の学位論文など、探せど見たこともありません。学位
と地位は金で買い取る例もあると言う。なるほど

実際にはイ)ロ)ハ)の イ)と ハ)の間には、桁違いの格差があることを知り
ました。これほど迷惑なことはない。ただ現象を眺めているだけで、原因もつかめ
ず、したがって解決の道など見つかるわけがない。論理的思考が欠けているのです。

私達は、反論にも静かに耳を傾けなければならない。たった今土壌肥料学雑誌が届
きました。その雑誌には、技術レポートで堆肥および炭の連用10年とあります。

フム それで成果が上がったのか?待てよ その堆肥は何を原料としているのか?
牛糞と木片・広葉樹の粉状炭?そりゃーないよ、私は木本性の素材を否定し、草本
性でもソバゴミやモミガラを奨励してきました。木本性は地上の不朽菌や動物でな
ければ分解できない。(小川真カビきのこが語る地球の歴史)木本性はバーク系と
いう。

木本性のバーク系堆肥連用は、少なくとも私の実験では、外見では優れた堆肥でも
連用するごとに植物根の障害になりました。細かい粒子の中心までは分解菌が届か
ないのです。土壌の性質による時間差はありますが、木は分解されずにのこります。
それに対し、草本性のソバゴミやモミガラは、土中一作ごとに分解され障害は出ま
せん。
堆肥の色彩については、バーク系が黒色でモミガラが茶褐色でも本質的には、モミ
ガラは優位です。しかし材料ソバガラや落ち葉、その他草本性由来の材料は、真黒
でなければ完成品とは言えません。無理にバークを集めるより、草本性モミガラは
簡単に手に入ります。

バーク系堆肥を10年も連用したら、未熟有機物にたかる微生物は、植物根にはプラ
スにはならず、土壌障害も満開になるはずです。
草本性の材料での実際例でキャベツ・ハクサイなどのネコブ病(Plasmodiophora
brassicae)は完全に抑えられました。

多数の査読を経た論文全てが正しいとは限らない。それを見極めるのに40年(人生
の半分以上)もかかりました。

コロナウィルスと水環境についても、熱くて冷静な議論が必要だと思います。これ
からが勝負ですが、仮に抑えることに成功しても、環境破壊のツケは別の形で出る
可能性は否定できないと考えられるのです。
それに原因は突き止められても、答えが出ても、旧態依然。世界に模範を示すこと
なく、新型コロナウイルスのなすがまま、ではないでしょうか。

堆肥も松枯れも小川の汚れも、そのほか実験は全て他人任せでなく自分でやったの
です。
他人に依存したら、真実に気がつかなかったと思います。栄養失調気味の子供の頃
は、冬には必ず風邪ひき行事に遭遇し、大人になったら止まりました。*

しかしコロナウィルスだけは、自ら実験する気にはなれません。そこで自家製のマ
スクは、鼻の部分には、太さ1ミリのアルミ線(小菊の盆栽作りに利用した)を利
用しマスク内の上部に入れ、角度を合わせています。御用済みのアルミ線の束一つ
が突然役立つのですから、運命的なものを感じます。

*一つ自慢することがある。忘れないうちに記しておきましょう。
2冊目の本に、ようやくたどり着いた。「人類の進化が病を生んだ ジェレミー・
テイラー著 小谷野昭子訳 
それによると貧乏人生まれは免疫も獲得するし、ご幼少の頃は畑の隅にに置かれて
いた。これは悪いことではない、お金持ちの子供より、はるかに沢山の微生物に恵
まれたと言うのです。医学者の本など理解できるはずはないが、豚もおだてりゃあ
に登るは本当なんですね。

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写真上から。未完熟の堆肥を残し、20/4/15朝温度を測る。図のように短い温度計
なので、中心まで達していませんが、約50度位か。中心部は60度を超えているで
しょう。
周りの白い物は雪ではありません。ナント! 60年使い古しの布団綿です。当然ワ
タも草本性ですから、堆肥となって次の役割を果たします。通気性もあり、極細の
繊維の集まりですから、私の苦楽を含んだ素材も、雨水が伝わると、あっという間
に消えてしまうのです。

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手前に組まれた支柱はトマト、その隣がキュウリとインゲン豆の予定です。奥に垂直
に立つ野菜支柱100本は大和芋、これはすでに植えられています。したがって、大和
芋の畝は堆肥で覆われています。

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ニンニクの様子です。有機農法・自然農法・無農薬栽培は無理でも低農薬栽培を目指
すなら、堆肥の質が鍵となり、単に畜糞やその他の有機質肥料(食品加工の残渣物な
ど)に依存しも無理であることがわかります。
畑も人間の腸内細菌(わかっているだけでも2000種 以上という)と同様に考えられ
多種多様な微生物数であり料成分のバランスだけではないようです。ニンニクは特
に堆肥の質に敏な作物です。

いまや肥料不足の農地などない。水環境にも影響するほどだ。上記畜糞がこのように
利用されるなら、それにコンクリート水路に工夫が加えられたら、コロナウィルスな
ど発生しただろうか? 考えさせられます。世界的人口増加=食糧増産のための利便
性の追求=水質悪化が招いた結果か?いずれにせよ、自然はヤワではない・とは大嘘
つきだ。そのツケは過酷で、人類の生命を脅かし、経済の浮沈にも関わって払わされ
のかもしれない。

このような観点から、新型コロナウイルスの発祥地が、アメリカか中国かと言う議論
は意味がないようです。
片山裕之教授の論文「水環境とウイルス」を再度通読すれば、ウイルス発祥地は日本
かもしれないと言われても、おかしくない状況にあります。先ずは身の安全を守りな
がら、水温上昇・気象条件との関わりにも注視する必要がありそうです。つまり地球
環境全体の問題に尽きると言えましょう。

報道によると、諏訪湖にナノバブル(要するに金魚鉢同様に機械的に酸素を底泥に送
り込めという幼稚な発想)は、大金とともに消え去った。これが教授・博士という名
に値する人間のやることですか。

片山裕之教授のPCR法に基づく論文は2016年に完成されていました。諏訪湖という
地域環境の問題ではない。国際的に十分通用する話です。諏訪湖も日本の象徴的事例
と考えれば、結果は同じ。酸素不足の流入河川は、生物を失っただけでなく河川本流
が土石で埋まるのです。諏訪湖でアオコが消えたのは、酸素不足による。つまりアオ
コさえ生きられないと言うべきです。ここは各種ウイルスやメタン生成菌の天国だ。
しかし地球上で、他国の水環境が改善された例もないのです。

真摯な解決法に取り組んでいたら、新型コロナウイルスに苦しむことはなかったので
はなかろうか?私には新型コロナウイルスは自然災害ではなく、明らかに人類の仕業
であり、悲劇的創作物に思えるのです。
この戦いに負けてはならない。しかし水環境問題を無視して、完全な勝利が得られる
とは考えられません。新型コロナウイルスが密閉状態・湿度・宿主細胞から次の細胞
へとあり、風通し・乾燥においても生きてはいるが、長時間は続かない(私の誤解で
あれば訂正するが)とすれば、論理の矛先はそこに向かってしまうのです。 参考IT
白木公康先生コロナウイルスの特徴より。

医学に立ち入ることは無理でも、免疫系の細胞まで脅かし、高熱の原因を作り出すウ
イルス。何故そのような妖怪が生まれたか知りたいところです。

ここで注意すべきは、地球環境の水質悪化は温暖化が原因ではありません。逆に水質
の劣化がメタンを増加させ、温暖化や異常気象を促したのです。
海なし県信州では淡水魚は貴重な存在でした。当時に魚が消えたら、農薬を疑うなど
大変な騒ぎになったでしょう。現代は魚などスーパーに行けば簡単に手に入り、河川
に動植物が消えても大きな問題になっていません。
しかし、そのような水質に、病原細菌や各種ウイルスが増加しても不思議ではないの
です。
確なデータはありませんが 、IT検索で地球上各国の主な大河と流域の農地との関係
着目しますと、諏訪湖水系や千曲川と共通点が見えてきます。水はH2Oでも何処も
彼処も酸素は足りていないようです。

私が求める新型コロナウイルスの起源は、何処の国からではなく、水環境問題に対し
長きにわたって不審を抱いてきましたので、清潔な環境からそのようなウイルスが発
生するだろうか?そのメカニズムがわかれば、ワクチンだけではなく、善良なウイル
スで相殺もあっても良いなどと、頭脳は雲に漂っているのです。

図書[美しき免疫の力THE BEAUTIFUL CURE]を拝借したのは3月26日です。著者の
ダニエル・M・デイヴィスが言う通り・発明・発見には偶然が伴うし、ストレスが免
疫反応を弱める・・・等々全く大当たりです。確認する術もなく聞き間違いでは困り
ますが、テレビ報道で日本の有名なノーベル賞学者の発言も上述に近く感じました。
マツノザイセンチュウのように、相手が植物なら時間をかけても許されるかもしれま
せん。(実際には約40年の歳月は長すぎた。)今度はそうはいきません。

同書も直ちに返却の必要なしという状態です。私の乏しい知識では、何回でも読み返
す必要があり、これ又偶然か、それとも神のお告げか考えています。



[それにしてもNHKを筆頭にマスコミは問題の本質に迫っていません。起こりうる水
と避難所・コロナウイルスの罹病者問題を前提に。]

その前に人間が為すべきことを深く考察はされず、やれば出来る事をなにひとつ報道
されてはいなかったのです。やれば出来る事の意味は私のブログに付き合っていただ
いた皆さんはお分かりでしょう。
それは諏訪湖の問題に対し、積算で一千億円投じても効果なく、正論者の声はかき消
され、あまりに無力であったことが象徴的な証明になっています。つまり水環境問題
は、地球温暖化や異常気象に対し二酸化炭素(0,035%)問題より上位に有るとさえ
思えるのです。
己の門限を知らずに注意しますが、ダニエル・M・デイヴィスによれば、人間の体は
地球環境によって進化してきたのだから、地球を壊してから宇宙に逃げようとしても
生きてはいられないと言います。図書「美しき免疫の力」は信ずるに足る情報です。
だし、自分に都合の良い部分だけ、文中から拾い集めることもできません。

[同書による人間の腸内細菌や免疫の話は、実に良く、畑土壌に似ています。]

私は現役の頃ナス・トマト・キュウリ・メロン・スイカ等の苗は、耐病性のある台木
接木させた物を奨励し、お客様も好んで買って頂きました。ところが引退し、接木
苗も手に入らず、売れ残りの古い種を利用し全て実生苗に切り替えてみました。
そこで草本性(ソバガラや籾殻は代表例の一部分)の材料で堆肥中心の農法に切り替
えますと、実生苗との差は全くない事に気がつきました。

例外はアルカリ化を防ぐ為硫安だけは、ジャガイモや大根など酸性土壌でなければ病
害や生理障害を防ぐ為、特定な場所で部分的に使用しています。つまりこの部分は連
作の繰り返しです。硫酸アンモニア(硫安)はチッソ肥料ですが、3✖️5mの面積に
ジャガイモ種わずか30個も伏せておきますと1年分の収穫になります。

堆肥は窒素・リン酸・カリウムなど栄養分は少ないのですが、アルカリ化するところ
を見るとカルシウムやマグネシウムは満ち足りているし、他の微量要素も不足にはな
りません。
そもそも堆肥材料の一部分の生ゴミなどは、人間の口に入るべき物ですから、栄養不
足土壌になるわけがないのです。(肥沃な大地は肥料が多い事を意味してはいない。
前述のニンニクでは、化学肥料を追肥したら、間違いなく腐ってしまう。その原因は
人間と同じ。ご馳走も満ち足りていても、さらに強制的に追加されれば胃腸は破裂す
る。一方植物は逃げ場がない。)

「家の中で牛を飼えば喘息にならない」と同書にありますが、新型コロナウイルス対
策では手を丁寧に洗いなさい、マスク周辺の顔に触るな・・・この論理に反する化け
物は、どのようにして生まれたのか早く知りたい・・・それとも人間が何か論理に外
れた事をした結果でしょうか?

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雨上がりのニンニクの様子です。ここまで来ますと、連作障害は肥料の偏りと特定な
細菌の独走にあり、簡単に手に入る籾殻堆肥は、その二つの欠点を埋め合わせると言
えます。実験はソバゴミ堆肥と共に約20年経過しています。

余談ですが、高冷地の場合、ニンニクの種まきは12月で良く、秋に早まきし、前年に
芽させますと冬季に葉茎が傷んでしまいます。
チューリップと同じく、冬期は土中で根を作り、春に芽を出させますと、このように
素直な草丈姿に育ち、その結果、炭酸同化作用も活発となり、栄養吸収もよく、した
がって大玉に仕上がります。

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紫アスパラガスも健在でした。左の支柱は太さ16ミリです。アスパラガスの寿命は
永いことで知られていますが、この株は15年以上になり、今年は直径2センチ越え
で収穫となりました。


[マツノザイセンチュウ説と新型コロナウイルスの違い]

私は岡谷市の行峠(ゆきとうげ)の松が何処にあるか知りません。図によると昨年
マツノザイセンチュウ予防の為、樹幹注入したとありますが、単なる農薬でイオン
水でなければ、結果は見えて来る頃です。
これは人間の癌より始末が悪い。なぜなら松枯れはセンチュウではなく除草剤だと
いう答えが出ている上に対処法も決まっているからです。

油菜科野菜のネコブ病菌は(Plasmodiophora brassicae)と言う細菌がわかってい
ます。しかし「堆肥中のどの細菌が、その長たらしい名前の菌をやっつけたんだ」と
問われても答えられません。「他の肥料を止めて代わりに完全な堆肥を施し、種々雑
多な細菌を増やしてください」としか。

これに反しコロナウイルスに対しては、感染を防ぎワクチンやその他医薬品を開発
(人間は利益優先だ。私も同類だが手が出ない。)に期待されています。

今日2020年5月21日 日本の大部分の地域で私たちはコロナウイルス防護柵から解
放されたかに見えます。間違いなく医学の進歩を感じます。

だが日本の歴史上で解決の見通しが全くないのが環境問題ではないでしょうか。ある
種の除草剤の危険性は、センチュウに誤魔化されましたが、真実の理解者は多くなり
つつあります。樹幹注入剤も再び指摘しておきますが、殺虫・殺菌剤は容認できませ
ん。枯れて当たり前であり、注入後数年保証など絶対にあり得ないのです。

人間でさえ、この薬を飲めば7年間、絶対に癌にはならない保証などありません。
植物は、根の届く場所に除草剤を撒かれますと、他所に移動し逃げることはできませ
ん。本来長生きのはずが、寿命を縮めたのは、人間の仕業だと自覚しましょう。

さらに水環境については、史上かつてやった事のない構造物は、直線的コンクリート
製水路です。そのデメリットは水中の酸素を減少させ、動植物の激減をもたらし、主
流の河川を土で埋め尽くそうとしています。これを自然災害と言えるでしょうか。

問題はそればかりではありません。このままですと次のウイルスが待ち受けているの
かもしれない、これを杞憂(きゆう・漢字も怪しくなる私)で済ませるでしょうか。

松枯れの画像では、行峠(ゆきとおげ)の松、報道は2019年12月11日であり、地元
紙の市民新聞となっています。活力剤イオン水以外で宣伝される農薬の中には、酒石
酸のように植物生育阻害物質を含むものもあります。これは重要だ。マスコミとして
その画像が科学的に真実というなら、その結果を報告すべきです。

コロナウイルスも山中伸弥教授は、デマを廃し真実の情報だけを求めています。
松枯れも環境問題であり、ウイルス変異とは直接的でなくとも、科学的には全く無縁
と言い切れません。
センチュウが松を枯らすことはあり得ない、ある種の除草剤だ、と言う事実を覆した
いなら、これは水環境や大地の環境問題ですから、市民新聞様は結果を報道する義務
が有ると思います。

否これは日本のマスコミ界全般にお願いしたいことかもしれません。例えば「美しい
諏訪湖」なんて報道されますと、周辺の観光事業者の苦しみなど消し飛んで「為せば
成る事業」から注意を逸らされてきたのではないでしょうか。真実を報道によって訴
え、自然を取り戻せば、宣伝などせずとも、昔の賑わいが蘇るはずです。それは決し
て難しい話ではありません。

以前述べましたが、諏訪湖に際限無く続く無駄な投資は、流入河川の問題であり、そ
の原因は、遡って支流の支流から正すべきだと言う当たり前の事実が無視されてきた
ことによります。
地球規模的(グローバル)な視野で考えれば、諏訪湖は象徴的事例を示す。コロナウ
ルスは、人類に警鐘を発信しているのかもしれません。


[神戸大学の中屋敷均教授は、ウイルス全てが「悪」ではないと言っています。科学は
多面的に考えないと思わぬ落とし穴があるかもしれず、貴重なお話です。]

同時に格好の良い場面だけ見せ、連続性に欠けたら、客観的事実や科学性を疑われま
しょう。


3月に蒔き付けたジャガイモ、前述しましたが、連年続く秋蒔き大根と輪作の場所
です。硫安という化学肥料を土壌を酸性化の為、使われる唯一の場所です。
堆肥は、毎年同じ材料でも、完成後の酸度pHは必ずしも一定ではありません。有機
農法という言葉の呪縛に捕らわれますと、嘘を言わなければならない、という矛盾
が出てしまうのです。

害虫ニジュウヤホシテントウムシ(テントウムシダマシ)は見つけ次第潰しますと
大量繁殖は防げます。農薬は益虫まで殺してしまう危険があります。


 IMG_2355.JPG  
紫アスパラは相変わらずです。  


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トマトやキュウリやナスは、地主の人生と相似して貧弱なスタートです。心配し
不安になり、ここでサプリメントや過剰な水やりは不要です。根の量はこの初期
生育で決まります。



小型ハウスでは、15年前までトマトを栽培していましたが、害虫オンシツコナ
ラミに負けてやめました。しかし最近その害虫姿は見えません。
播種は外側のキュウリと同時期ですが、霜害を避けて遅く定植した物と、ビニー
ス内で夜間に二重に保護した物では、これほどの違いがあります。

ほとんど物置きとして使われていたハウスですから、堆肥も肥料も昔のまま、与え
ていたのは水だけです。さすがにスコップで耕しても、水分なく砂漠状態でした。

この項で冒頭の中屋敷均先生の著書「生命のからくり」「ウイルスは生きている」
はぜひお目にかかりたいと思います。先生はコロナウイルスについて、医学者と共
別の角度から、射程距離の位置に、いられるのかもしれません。

一方有機農法推進を、声高に唱える先生に、どのような方法があるのか、お尋ねし
ますと、具体的な方法論は帰ってきません。そのような先生に限って、ご自分の手
は汚していないようです。

マツノザイセンチュウが頭から抜け切れませんと、除草剤の跡地で枯れ始めた松苗
圃場を呆然と見る先生のお姿が見えたりします。(周囲の自然木は健在だから、そ
れとわかります。)

先日某薬屋さんの店頭に非農耕地用・粒状除草剤が展示されていました。その注意
書きには「樹木の場合根のある位置から1メートル以上離れた場所へ散布してくだ
さい」とあります。このメーカーさん、樹木という植物のことは全く分かっていな
いようです。分厚い樹木根茎図鑑を書いた先生は、この実態をどのように説明する
のでしょうか。

このような実態から、コロナウイルス患者を助ける最短距離には、医科学者のワク
チンでしょうが、未然に防ぐ方法論は、意外な科学者かもしれません。
ダニエル・M・デイヴィスに言わせれば、成功者は正しい知識の持ち主で、数ある
中の一人のヒラメキのある人物だそうです。(ヒラメキと偶然は違う。私のやった
ことは偶然だ。)
マツノザイセンチュウ・農薬入り樹幹注入剤は、この要件をいずれも満たしてい
せん。深刻なのは、この件に関しては、科学者不在であったのです。それも わが
国だけで40年以上も続いてきたのです。

以下は私の独り言。中屋敷均先生は、ウイルスにも穏やかで無害か、有効なモノも
いるらしいと言う。そのウイルス・私たちの体内でコロナウイルスと融合し、穏
かにしてくれる方法がないモノか?

[私は土壌や水環境という視点を通してコロナウイルスを考えています。]

すると目につくのは、長野県で発表する諏訪湖やその水系のデータを見るに、窒素
やリンの濃度は下がり、BOD・CODもかつての諏訪湖に戻りつつあると表示され
ています。
だが実際には湖にも、その水系にも魚やオタマジャクシもいなければ、当然カエル
もいない。過去の水系に存在した水草も皆無で、湖には肥料(窒素やリン)濃度に
抵抗する水草だけが繁茂しています。
この肉眼で見るデータと、県の研究機関が駆使する計測器のデータ、どちらが正し
いのでしょう。

この部分で見る限り、各種ウイルスの発生しやすい条件は、アメリカ・中国・日本
も大差無いのでは?政治は、必ずしも科学と密着していない事がわかります。
私はコロナウイルスの密着感染を防ぐ為、家に閉じ込められるより、川辺に釣り糸
を垂れて、心静かに余生を過ごしたかったのです。


         

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仲良きことは ニャン ニャン コロリ ニャンコロリ アノ世に行くのも一緒だよ
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2019年12月02日

系統論理449 小川に入った落ち葉、インゴールド菌の恩恵を受けられるか

IMG_2089.JPG
晩秋の上川 広瀬橋より 系統論理422〜425で河川の問題点を詳しく語りました。
皮肉なことに、そして虚しい事に、我が故郷の千曲川に、台風19号による豪雨災害
が発生し、痛ましい犠牲者を見ることになったのです。
このブログでは、私は高齢者と言われたくないのです。 よって追加もあり、加筆
を重ねることをお許しください。

前ページで紹介しました図書「ふしぎな生きもの カビ・キノコ」ニコラス・マネー
著ですが、訳者小川真先生ご自身の本は現役の頃、購入していました。買っただけで
なく、当然読んでいます。

目に付く微生物学者の本を出来るだけ読んだから、園芸資材店にシーズンオフは無い
ことを知りました。

本書において、最も難解な話は、植物を襲う菌類の項で、減数分裂”という言葉です。
時々他の文献にも出てきますが、どういうことなんだ?調べてみますと、中学・高校
の教科書にもあり、受験勉強の対象にもなっているのです。私の世代には、絶対にあ
ません。科学の進歩によるものですから、今後は iPS細胞も、中学生理科に載るで
ょう。

こんなに高度な教育を経た人々が、自然環境に疎いとは何故だろうと考えさせられ
す。同書によれば、浅い小川の泡(あぶく)の出るような流れには、腐った落ち葉に
無数の各種分解菌が集まるというのです。(すでに腐った落ち葉の疑問は別として)
この事実を1938年頃、発見した学者がセシル・テレンス・インゴールドと言うレス
ター大学教授です。各種分解菌ですから、それらの菌を総称して、インゴールド菌と
いうそうです。

さて問題はこれからです。インゴールド菌は、酸素がなければ活躍できない好気性の
菌だと言います。昔は上述の小川もありましたが、いまはU字溝です。土ではないU字
にインゴールド菌は似合わない。
そうなると、諏訪湖流入河川の上川(上図)や宮川には、既に酸素が足りないので
インゴールド菌の存在も少量となっているはずです。動植物を失った最大原因は
酸素不足です。
腐った落ち葉どころか濡れ落ち葉も、インゴールド理論どおりに事は進まず、これま
での諸々のデータも怪しくなるのではないでしょうか。流入河川の窒素やリンが減り
ましたと言われても、酸素無しでは人間さえ危うい。

単に本流の河幅を広げ、深く掘るばかりではなく、その土を利用し、酸素復活は可能
です。
温暖化は二酸化炭素ばかりではありません。メタンを抑える絶好の機会を逃すべきで
はないと考えるべきでしょう。
系統論理422等では、私の悪しき予感は当たり過ぎていました。コンクリート水路は
日本だけの問題ではないでしょう。土木技術は、傾斜地でも必ず答えは出ます。生物
の復活無しには、温暖化は止められません。二酸化炭素問題と分離して考えるべきで
はありません。


IMG_2309.JPG
籾殻堆肥は酸欠にはなりませんが、生ゴミに発酵を促すため米ヌカを一振り、カラス
に見つからないように元に戻します。発酵エンジンがかかりますと、カラスもあきら
めます。
雨上がりに頂上に置いた尿素も程よく溶けて、窒素が効いた部分が円形に見えます。
しかし水分は、まだ全体には行き渡ってはいません。モミガラ山の下層部分から、素
早く発酵させ、水蒸気による湿りを誘導しているのです。
IMG_2307.JPG

このように一見泥臭い仕事も軽視できないのは、二酸化炭素やメタンを高度な技術で
一挙に解決しようと言う理想的技術を待ってはいられない、日本国内のコンクリート
水路の総面積も、膨大なものに違いないと考えられるからです。

里山から源流近くの水草や土を邪魔者扱いにする、この構造状の誤りを正さなければ
ならないのです。

DSCN1646.JPG
左は水路 右は遊水池のツモリらしい。このような発想が、今回の災害の原点になっ
いる事は間違いありません。2015年1月の図から、一歩の前進もないのです。
それどころか、今では明らかに、余計な構造物と言われ、夏には蚊の飼育場となって
います。おまけに、浮遊物が堆積したと見られるところから、気泡が数珠(じゅず)
繋ぎに飛び出します。これは明らかにメタンの気泡です。
遊水池の目的を失った構造物。子供さえ、もっと増しな事を考えるでしょう。

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目的意識について
「科学は、問題解決を追求する学問だ」生物学者ピーター・メダワー
図書遺伝子の社会 イタイ・ヤナイ+マルティン・レルヒャー 野中香方子[訳]より

樹木医学会の存在を何故知らなかった?

ここから環境問題に繋がる各学会に、敢えて苦言と感想を述べます。いずれの学会も
不都合な事実の原因を突き止め、改善する意欲に欠けています。
その逆は医療科学でしょう。ところが、自然環境となりますと、樹木医学会では、病
になりかけた松をマツノザイセンチュウ説で固定し、治療する方向に目は向けられ
かったのです。
治そうと言う意欲があったら、除草剤に気がつかない筈がありません。更に除草剤の
被害を無効化・無毒化しようとします。この問題は、松ばかりか果樹やその他の庭園
樹木にも影響を与えています。

レッドロビン(ベニカナメモチ)が、ごま色斑点病とは情けない。
その論文の写真2点では、明らかに除草剤によるものでした。樹木の枯れ症状で観察
すれば、上段の先端部分が先に枯れ、下段部分は生きていることから、除草剤と断定
きるのです。
(追記 非農耕地用粒状除草剤は、光合成の活発な部位からねらう)
粒状除草剤の特徴は、根から吸収され、最初に樹木の成長点に向かって進み、光合成
活動の邪魔をする、つまり光合成阻害剤であることは、どのメーカーも共通です。
中身が共通でも、表書きだけは、各社とも異なるのです。マツノザイセンチュウ画
でも樹冠の痛みは進んでも、下枝は元気という実際例を見ることができます。参考に
統論理437下段の図を参照してください。

植物の光合成に関する研究情報も昔よりはるかに進歩しています。大学進学の為の解
説も懇切にして丁寧です。しかし当該除草剤が、どのように光合成阻害剤となってい
るかという企業秘密は、現状では重大な事実現象でありながら、公開はされていませ
ん。樹木も間違いなく雑草と同じ光合成植物です。

ここで付け加えるなら、論者の言うとおり細菌による病害とするなら、胞子は付近各
所に飛び散っていなければならない。1列の垣根において、壁で仕切ったように罹病
区と健康区が出るのは不自然です。更に土地の所有者が違えば、管理も違います。
実際にこのような事例も少なくないのです。したがって、殺菌剤の散布より、根の達
する疑わしき場所に、ソフトシリカ社のリフレッシュ粉末散布し、浅く攪拌が最も有
だと考えられます。粒状除草剤の科学組成には、必ず N窒素がからんでいます。同
社のモンモリロナイト粘土鉱物は窒素を引き付ける作用が確認されているので、撹乱
作用が働き除草剤を無毒化している、これはあくまで私の推定です。

しかし 現在の粒状除草剤の多用は、後述する里山の下段部分が、豪雨時になぜ脆弱
なのか懸念材料にはなります。

IMG_2306.JPG
[狭い拙宅の庭、株立ちの夏椿の太い根(主根)は1本です。分枝して張り巡らされた
側根は、我が家の台ばかりか、大キナ声デハ言エマセンが、隣家のブロック塀まで
支えているのです。]

ある情報では、農薬の樹幹注入とありましたが、松の幹に穴を開け、差し込まれる液
体はン化れていなければ吸収されません。二価鉄イオン水*が代表例です。
参考系統論理253 
    [水はご存知の通りHOだ。元素の鉄分も、透明で肉眼では見えない。
だが鉄Fe++ イオン水は、白い小皿に入れて蒸発させれば、乾いた底面に酸化鉄
が見える。これは目に見えない鉄元素が、空気中の酸素と結び合った結果だ。松の木
の内部を鉄イオンなら自由に往来できるのだ。炭素CやリンP窒素Nなど混じった
子化した農薬でそうはいかない。
そもそも殺虫・殺菌目的の樹幹注入剤などあり得ない。かりに出来たしても、自然
生態系保善に逆行する話ではなかろうか。なぜなら線虫だけが死ぬとは限らない。]

したがって、そのよな事をしますと、農薬が加水分解されて、穴に不純物だけが残
り、そのため敗を招き、間違いなく枯れます。
特に松枯れに対しては、マツノザイセンチュウ説は、科学的根拠がなかったのですか
ら、虚言と虚言が結びつくと、人間だけが信じ込んでしまう厄介な病気です。
これは、やや先鋭的な意見と見る人もいるかもしれません。しかしマツノザイセンチ
ウ説の科学的見解が正しいというなら、肉眼で見える材料に対し、イラストだけの
[図解]説明は、邪道と言わざるを得ません。里山の整備が急がれる時に、頼りになれ
ないのは、残念なことです。

ここで「地盤災害の真因」という本に注目しています。同じイラストでも野尻明美先
生の手法は、大地を広く深く見て説明しなければならない。カメラに納められないか
らなる図です。したがって、2014年8月20日広島土砂災害の真因は、十分納得でき
る内容になっています。ただ私の立場からしますと、里山の樹木はグリーン・パイル
(深く根をはる樹木であり、流木の根は貧弱に見えた)の役割を果たすべきだという
信念を、この名著から補強しています。

ここで大切なことは、昔の里山は子供らの遊び場・現在の公園のようでした。針葉樹
も落葉樹も十分な間隔があり、その他潅木は燃料として使われたのです。いかなる樹
種も混み合っていたら、競争原理が働き、直根(主根)が深く発達しません。その結
グリーン・パイル(生きた木の土留めの杭)の役目は果たせなくなるのです。

[ただし主根の深さは樹の種類によって異なる。ツツジ科の植物の根は極端に浅く根系
も狭い。建材に使われるケヤキと対照的だ。建材になる樹でも、根系は土壌環境の違
いによって一定ではない。したがって、山くずれでは、この事情を無視した根茎図資
疑問に思う。
また異種の樹同士の密植では、主根より側根を広げようとする、私たちも満員電車で
経験済みだろう。余裕があれば軸足を下方に向けられる。余裕が無ければ、周囲にも
気配りしながら(時には動物的本能・人もいるが)力を配分しなければならない。
れを競争原理と表現したが、キャベツや白菜の5粒点蒔きから得た知識で、草本性
も木本性も共通だと思う。**

各種文献の中で、実名は避けるが、岩手県陸前高田市の赤松は「奇跡の一本松」と言
われたが、枯れてから根の状態が調べられている。しかし何故 枯れる前に、窒息死
原因物質である表土を取り除くことに気がつかなかったのか、不思議である。
前述の白菜やキャベツも、実際には選択された健康優良株は、主根が太く長い。この
文献は、傾聴に値する部分も多いのだが、肝心なところで容認できない話がある。樹
木の土壌は肥沃とは関係ない。主な餌は空気中0.03%の二酸化炭素だ。]

その上 宅地造成の折に粒状除草剤では、踏んだり蹴ったり、松枯れは近くの都市で
場を確認しました。(追記 その都市とは、松本市であり、写真も出されている。
現在は傾斜した住宅地である。)
里山の樹木の根は大部分下方に向かいます。その中で長命の松根が、短命の落葉
より遠くに張り、その結果被害をこうむるのは当然でしょう。
ところが今のところ識者の大部分は、山くずれの原因に対し、隣接する下方の住宅地
での粒状除草剤の影響に気が付かないか、無視されています。その為「樹木の存在は
山くずれを防ぐという話は、科学的根拠がない」と結論付けている学者もいます。参
考文献 高谷精二 地すべり山くずれの実際 *

(活断層が地震の直接的原因ではない。詳しくは同書「地盤災害の真因」を読まれよ
災害にあってから真実を知るではやりきれない。私も同じ思いだ。)

*尚ここで二価鉄イオン水とは、メネデール社製の物を言い、法外な価格の類似品で
は、私の実験はされていません。

日本陸水学会の人気は高い、しかし環境問題の診断は?

同様に、日本陸水学会でも、諏訪湖の貧酸素問題を解決するという"目的意識”が働い
ていたら、流入河川から里山まで足を運ぶに違いありません。湖の微生物や動植物の
研究が大切である事は否定しませんが、そこから一歩も外へ出ないとすれば、大問題
す。"下水道が完備したから”と誤った結論の出元がここにあります。下水道完備の
過大評価は、真実を見極める妨げになっていたのです。
  
田中阿歌麿賞で研究論文を募集しますと、創始者の間違いを指摘できなくなります。
そうなりますと、科学の学会ではなく、新興宗教の呪縛の団体となる危険性がありま
す。恐れ多くもダーウィンやニュートン、アインシュタインに対し、ある部分的にお
いて、ケチをける。私には出来ませんが、その科学論議にこそ魅力を感じます。
それにしても、諏訪湖に関するデタラメ本を恥じらいもなく宣伝する。この学会員の
神経は、並ではありません。

2007年には、私のような人間でも、ことの重大性に気がついていました。実際には
規の口頭講演以前の1995年には、区画整理事業の工事現場において、水路の不自
改変に強い疑問を持っていたのです。
その疑問は、1998年には確かな答えになって現れたのです。即ち農地の水路改変は、
下水道完備のメリットを、はるかに超える膨大なデメリットとなって現れて来たので
す。下水道は必要です。しかしそれは文化的意味合いであって、河川・湖沼の水質改
善と直接結びつくものではないことが分かってきました。

異常を感じたその年から約3年後には、あらゆる動植物が次々と消えてゆきます。
この事実から目をそらし、訂正できない人間が、正しい解決法を模索することなど出
来るはずはありません。このような観点からすれば、信州大学臨湖実験所などは全く
駄な存在だったのです。寧ろ環境劣化に拍車をかけている存在と言えましょう。
これは戦時中に、多数の若者を死に追いやり、実際には負けているのに、勝った勝っ
たと言わしめているのに等しい。

諏訪湖のヒシは、富栄養化による貧酸素という環境条件を好んでいるのです。この前
程を解決しなければ、ヒシ駆除のために、金と人的エネルギーの浪費は永遠に続きま
す。つまりヒシは、抜いて解決する相手ではありません。
ヒシは根絶やしにする」は正しいが、ここでもヒシ繁殖の理由がつかめず、具体的
な方法論が欠けているのです。酸素量が正常に戻れば、インゴールド菌はヒシ種子に
影響することが考えられます。逆にヘドロ蓄積の中では酸素欠乏が当然です。だか
ヒシ種子の最適貯蔵庫になっています。
同時にメタン生成菌が最も活躍しやすい場所でもあります。メタンは二酸化炭素に次
ぐ温室効果ガスと言われています。

ヘドロは未熟有機物であり、正常な土にするには、流入河川の問題であることが、こ
れでおわかりいただけるでしょう。区画整理事業前の水質改善で、諏訪湖に酸素が浸
透しますと、底泥は正常な土となり植生も蘇ります。

若き日に私はあるタブロイド紙に依頼され、投稿しましたが、この明らかな科学論
を拒まれて後、投稿を辞退しました。内容は現在と全く変わりありませんが、肩書き
の違いは、科学論議も許されなかったのです。

 科学者たちの未来予測 サイエンス・ネクスト ジム・アル=カリーリ[編]
鍛原多恵子さん訳本に、「2050年の気候」という未来予測の記述があります。筆者
はジュリア・スリンゴですが、日本では30年後ではなく、気候変動の影響はすでに
始まっています。同書は昨年(2018)の出版ですから、今年の水害の実情を知れば
符号し、納得する筈です。
また同書において、ルイス・ダートネルが「世界の終わり・・地球規模の大惨事」と
して、気候変動に言及していますが、どこかの独裁者が誤って核のボタンを押す以前
に、破滅の門に、人類は片足を踏み込んだ事は間違いのない事実です。しかし どの
学者も、ここまでは正論であっても、具体的に解決への方法論は示しません。

今現在堤防に使えない土がある。それならば、上図コンクリート構造に埋め込んで欲
しい。ただし条件があります。数カ所に簡単な築山(つきやま)を作って欲しい。そ
の底面は石組みでなければならない。*
水田のように、単に土を平らに敷き詰めるより、築山によって空中酸素と混じり合っ
た方が、水中のインゴールド菌も活発になる。同時に失われつつある動植物達の巣に
るかもしれないのです。イヤ必ずそうなります。そうでなければ、遊水池の機能は
働きません。

思い起こせば、昔の水田は土の畔(あぜ)、それが今はコンクリートです。築山の概
念は、太古から存在した自然環境を現代人が変えてしまった、その反省からなる発想
です。しかし遊水池で全てが解決するのではなく、コンクリート水路の底面の問題が
同時に工夫されなければ、解決とはならないでしょう。傾斜地水路に、木材や石材を
組み込むことは可能であり、U字溝には厚さ5センチの金属製の礫入り編み袋を敷き
詰める等のアイデアが求められます。(編み袋の素材にプラスチックは困ります。)
これは水質改善だけでなく、豪雨時の流速にブレーキ効果が加わるのですから、防災
繋がる問題でもあります。

起伏に富むわが国で、滑り台のごとき支流の水路のあり方は、本流に土を堆積させて
いることは明らかです。同時に生物が踏み止まれない構造が、水質劣化の最大原因で
あることもわかってきました。上記の工夫を成すことにより、更にあきらかに、二酸
化炭素やメタンの減少に寄与することは間違いはありません。
メタンが温暖化に与る影響は、二酸化炭素の20倍以上とされています。この認識が
あれば、新聞の論説よりコンクリート水路の在り方の問題は、さらに具体性を高める
ことになります。

IMG_1047.JPG
この図より狭い、ある住宅地の水路には、水ハコベがあります。隣接の住人に「邪魔
だから取り除きなさい」との注意がなされたといいます。世話人の感覚は以上の観点
らすれば、既に重症になっているのです。
一方で温暖化や洪水を心配しながら、片方では自らの矛盾[水中の酸素生産者であり
二酸化炭素の消費者、炭素C・酸素Oの分解者の植物を抜き取ってしまう、この愚
かさ]に気がつかない、そのような人々がなんと多いことか!驚きの他ありません。
(唱歌・故郷において[小鮒釣りし彼の川]の時代は、図の左下に見えるバイカモが水
草の中心であった。図中の水ハコベに囲われている。)

議論が欲しい

何故 コンクリートが露出状態でなければならないのですか?カルビン・ベンソン回
と高度な教育が、実社会では全く生きてはいないのです。
間も無くオリンピックです。日本人の知恵が見せられるか、恥を描くのか、決断が急
がれます。民間の私だから言えるのですが、期間中の台風発生確率は、年々上昇して
いるのではないかと、この先は科学ではなく、神にすがりたい思いです。

*果樹園に流れ込んだ土は有機物(腐ったリンゴも筆頭です)を含む、積み重ねれば
悪臭もするでしょう。しかし 遊水池に広げると数日で悪臭も消えてしまいます。私
の人生の大半が、堆肥作り人間であったことを忘れないでください。土を有効利用す
るのと、捨て場に困るでは、環境修復の意欲があるのか、無いかが問われているので
す。

補足

**以下は念のため、木本性と草本性の根、主根と側根に違いがあるか確認しました。
本音を言えば、雪中保存を予定していたのですが、積雪ゼロで夜温はー5度 Cで日中
プラス温度の繰り返し、保存の限界であきらめたのです。
しかし草も木も、それぞれ種による違いはあるのでしょうが、根の本質は変わりない
ようです。
そこで この白菜から得られた、樹木のグリーンパイル・山くずれ防止の条件は、何
と何か考えたいのです。ここでは野菜と同じように、選ばれし樹木にも、一定の間隔
が必要であることを強調しておきます。

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ルーツは野生のもの、交配に交配を重ねて進化したものです。根に関して言えば原種
が貧弱のものが選ばれるわけがありません。アブラナ科系で耐病性のある菜の遺伝子
DNAが組み込まれているのです。

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******************************************

老いの悩みをわかってらっしゃるのは猫だけか

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猫でも正月がわかるのでしょうか。このポーズから見れば、老婆は
マタタビかもしれない。そうだ マタタビだから、俺もダマされ続
けて来たんだ。

posted by suwa-engei at 23:50| Comment(0) | 湖沼水環境問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月22日

系統論理448 シュウドモナス属菌が、樹木の地上部から侵入 できるか

これは植物の病理学専門の学者のウイークポイントかもしれません。
ITでキゥイの病害を検索しますと、新型かいよう病があり、その病原菌として
シュードモナス属菌があげられています。

キゥウイの枝の中間で、ただれて樹液が飛び出していますが、同時に葉の部
示されています。その葉には斑点が見え、葉色も弱々しい、となりますと光
成の阻害が疑わられます。ここでも問題になるのは、光合成阻害剤である除
剤です。
便利さと危険の裏表は、人口増加の人類史の過程で、避けようがありません。
キュウイの葉は、野菜の葉のように軟弱ではありません。系統論理446の図参
照されますと、濃いグリーンで厚くなっています。この点でも病害とするのは
大いに疑問です。

けれども真実を知れば、未然に防ぐことはできます。樹木の根の位置を知れば
粒剤を撒かずにすみます。泥上げも地崩れも必要なくなると思ってやったコン
クリート水路が、河川の水質を変え、物理的にも豪雨水害と因果関係が否定で
きなくなった。この理屈がわかれば、災害を軽減するか、修復技術も見出され
るはずです。
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前項で述べましたように、害虫キゥイヒメヨコバイが、越冬か産卵の最も疑わ
しい場所は、樹の老化した外皮の中かもしれません。
そこで、昨年からワイヤーブラシとスプーンで(図2)徹底的に木肌を清潔に
するようにしました。それでも完全とは言えず、発生初期に毎年1回は、殺虫
剤のアデオン乳剤2000倍液で散布しています。

金属製ブラシやスプーンで古い外皮を取り除くのですから(図1)木肌に傷も
つきます。万一シュードモナス属菌の地上爆撃では助からないでしょう。

しかしそうはなっていません。そこで私は、この場合でも、粒状除草剤に疑い
をもっています。シュウドモナスという名の細菌の中で、かいよう病を惹き起
こす種があるとすれば、諏訪盆地だけにはいないという理由になりません。
これは突然変異で生まれた動物・線虫が繁殖・拡散したが、当地だけには遠
慮がちと等しく不合理な話です。

私の趣味で作ったキゥイも、いつかは根絶やしにしなければならない。その時
使われるべき物が、粒状除草剤であることは前回説明しました。

植物病害は、土壌を学ぶことが基本だと思います。最近 諏訪図書館で拝借し
た本
「ふしぎな生きものカビ・キノコ・菌学入門」著者ニコラス・マネー 小川真
[訳]P243に、こんな記述がありました。
「菌の中には線虫をわなにかけて殺し、窒素源を取っているものもいる。
1グラムの土の中には、顕微鏡でようやく見える程度の線虫が1900匹と長さが
1000メートル以上になる菌糸が含まれる・・・」と。
ここで付け加えるなら、同書に「線虫をとらえる最も簡単な仕掛けは、粘着物
を分泌する短い菌糸の枝です。」と続きます。菌糸の枝に松の枝をプラスすれ
ば、粘着力も更に増すのではありませんか。(この本は、水環境問題でも知っ
ておかなければならない事実が記載されていますが、次回にまわします。)

これでもなお、マツノザイセンチュウ説から抜けきれないとすれば、生命を求
めるか・死を選ぶか、迷いは消えないことになり兼ねなりません。

実は窒素過剰で根張りを失い、カーネーションを全滅に、その上土壌病害と
断され、土壌消毒を勧められた例も少なからずあったのです。畑作土壌は、人
間の腸内細菌と等しく、種々雑多な菌数に恵まれていた方が有利で、残渣物も
堆肥化すべきことは度々言い続けています。

ところが、一作ごとに土壌消毒をし、土作りとして購入堆肥と肥料を加える。
この農法が、正しく見えるから不思議です。初期の私もその仲間でした。

不幸にして、水害で細かい粒子の土が堆積しますと、果樹園の樹は酸欠で枯れ
ます。ところが、その堆積土壌は、水で洗われているはずなのに、栄養も豊富
す。細かい粒子の土のマイナスイオンとプラスイオンの肥料は、意外と硬い
りで結ばれているらしいのです。
バカを言うなと思われるかもしれませんが、実際には、肥料過剰で作物栽培を
めた土壌において、その豪雨後の畑は、依然として過剰栄養は解消されてい
ません。

私の実験地は重粘土でしたから、水害堆積土より劣悪でした。堆肥に着目し、
バーク(木質)系を完全否定するなどの結論を得ましたので、人間 何が幸い
るか、運命の浮き沈みはわかりません。
ここで追記すべきは、ラフランス(洋梨)やブドウの巨峰も作りましたが、堆
肥に目覚める以前のこと。ラフランスは輪紋病に、巨峰葡萄は晩腐病、やがて
売るほどある各種殺菌剤をやりまくったのですが、いずれの果実も病気が防げ
ずで断念いたしました。土壌環境は、果樹にも影響があるのかもしれません。

*参考 系統論理446のキゥイの糖度ですが、間引き葉刈りによって日光を取
り入れること。収穫期を降霜直前まで待つことで、輸入品にせまる甘味が得ら
れました。

しかし取り寄せたエチレン発生の商品からは、結果は熟さず効果は全く得られ
せん。試験は繰り返しやりました。その道の知識人から、エチレンは水素と
炭素の2重結合と教えられましたが、両方とも確認できず、カルシウムを含む
乾燥剤のようなしろものでした。値段も安く、損害も軽微に止まりました。

今のところ、家庭園芸ではリンゴやバナナと同居させ、密封状態によるエチレ
ン効果が正解のようです。

IMG_2306.JPG
夏椿(なつつばき別名しゃら )は、年輪を重ねると自然に外皮が離れ落ちます。
木質硬く滑らかな木肌を見せます。それ故にサルスベリと言う人もいます。
40年間、肥料など与えなくとも、植物は不満を言わない。栄養源は空中の二酸
化炭素で十分だと言っています。しかし現実の商業広告には、時々トンチンカン
な肥料が売り出されます。

posted by suwa-engei at 12:33| Comment(0) | 園芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする